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鉄道総研グループ

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衝撃振動試験(固有振動数による健全度判定)

外観だけからは健全度の判断できない構造物に対して、重錘で橋脚や柱を打撃して固有振動数を求め、健全度を定量的に診断します。


  • 測定・解析は鉄道総合技術研究所が開発した「IMPACT」や、当社が開発した「NSIS」「NSIRB」のうち構造形式や部材に適したシステムを用います。


IMPACT Ⅳ
  • レーザーにより非接触で遠隔から測定できる「Uドップラー」を用いて測定することもできます。
  • 高架橋等のスレンダーな構造では「常時微動」等の振動により固有振動数を求めることも可能です。



実験・解析

鉄道総合技術研究所の設備などを用いて、各種の模型試験を行います。

  • 橋梁・高架橋に対する静的載荷試験
  • 橋梁・柱部材の2軸交番載荷試験
  • 梁の疲労試験
  • トンネルの覆工全体模型の載荷試験
  • 抗土圧構造物や軌道路盤構造等の各種実験



材料試験・分析

鉄道総合技術研究所の設備などを用いてコンクリート材料や地盤材料の高度な試験分析を行います。


1.コンクリートの品質確認

採取したコアの強度性状や中性化深さの測定を行い、コンクリートの品質を確認します。また、圧縮強度・静弾性係数試験を行うことにより、アルカリシリカ反応の進行度、中性化の進行に伴うコンクリートの脆弱度も判定できます。


 
  リバウンドハンマーに
よるコンクリートの
強度調査
レーダー法による
配筋調査
ドリル削孔粉による
中性化深さ調査
電磁誘導法測定による
鉄筋かぶり調査
 


2.塩化物イオン量の測定

電位差滴定法により、塩化物イオン量の測定を行います。試料溶液中の塩化物イオンが減少し、代わりに銀イオンが増えることで生じる電位差を測定し、当量点を求め、試料溶液中の塩化物イオン量を算出します。



3.偏光顕微鏡観察

コンクリートに有害な膨張を引き起こすアルカリ反応性シリカ鉱物の有無を調査します。岩種、鉱物判定および定量分析を行います。



4.残存膨張率の測定

採取したコアを湿度100%に近い状態かつ温度40度で促進養生し、コンクリート中に残存している反応物質による膨張量を測定します。この膨張量により残存膨張率を計算し、構造物が将来膨張する危険度を判定します。



5.蛍光X線分析

元素ごとに固有する蛍光X線を利用し、試料を構成する元素の分析を行います。また、試料中の目的元素の濃度を求めます。



6.原子吸光分析

地下水や漏水などの水溶液に含まれる金属元素イオンを高温にて原子化し、各元素に固有の光を透過してその吸収スペクトルを原子吸光光度計により測定することにより、金属元素イオンの定量を分析します。



7.SEM・EDS観察

走査型電子顕微鏡(SEM)で、数百から数μmに絞った電子線を試料表面に当て、反射した電子線を映像化することにより極微細部の組織観察を行います。
また、エネルギー分散型X線分析(EDS)で、SEM観察時に試料より発生するX線を分析し同定することにより、構成元素の定性・定量を行います。



8.粘土鉱物のイオン分析

日本ベントナイト工業会標準試験方法により、粘土鉱物の陽イオン交換容量(CEC)および交換性陽イオン分析(EC)を行います。



9.粉末X線回折

試料にX線を照射したとき反射されるX線の回析現象を利用し、構成成分の判定、定量、化学組成分析、鉱物判定を行います。






SSI工法®

塩分吸着剤を配合したセメント系補修材による塩害補修工法です(鉄道総合技術研究所、旧日本道路公団試験研究所との共同開発)。


塩分吸着剤は正(+)に帯電させた層状構造を持ち、塩化物イオン(Cl-)を吸着し、あらかじめ保持させた亜硝酸イオン (NO2-)を放出します。


SSI工法材料は、コンクリート躯体と同質のポリマーセメント系で構成し、部位や環境を考慮した材料選択により高耐久性を実現します。








この工法は、塩分吸着剤の作用により鉄筋及びその周辺の塩分を低減し、鉄筋の腐食を長期的に抑止する点で従来の工法と決定的に異なります。



CSC工法®

SSI工法®の技術を鋼材の下地処理に応用した補修工法で、通常のケレンでは除去できない残存錆中の腐食性物質に直接作用し無害化する画期的な高防錆塗装システムです。



SAAR工法

鉄道総合技術研究所によって開発されたアルカリシリカ反応抑制型補修工法で、アルカリイオン(Na+,K+)吸着剤を添加したセメント系ひびわれ注入材と水蒸気透過性の高いシラン系含浸材を組み合わせた工法です。